ヴェネチア・ビエンナーレは、2年毎に開かれる世界的な現代美術フェステバルとして有名です。
映画祭や建築祭ほか、現代音楽の祭典としても世界的に注目される総合的なアートフェスティバルですが、ダンス部門の
フェスティバルが、今年の6月8日から25日までヴェネチアにて開催されます。
この檜舞台に日本人としてただ一人、舞踏家の室伏鴻さんがはじめて参加されますが、私と室伏さんとのコラボレーショ
ン作品が、このほど「ヴェネチア・ビエンナーレ 国際ダンスフェスティバル 2006 」の公式イメージに選ばれました。
室伏鴻さんは、日本の舞踏界を代表する舞踏家ですが、 '72 年に「大駱駝艦」の旗揚げに参加した後、女性舞踏団「アリ
アドーネの会」をプロデュース、舞踏を最初にヨーロッパで公演した仕掛け人としても知らていれます( '78 年 パリ)。
以来、30 年近くに亘って1年の 3 分の1以上は海外の主要ダンス祭や劇場での公演活動を展開されています。この数年間
だけでも、ウィーン、モンペリエ、ローマ、ロンドン、パリ、アヴィニヨン、ニューヨーク、シュトットガルト ... と、世
界中を旅しながら、その「燻し銀」のような身体から絞り出される、実験的な舞踏 ( 身体のエッジ)により、衝撃を巻き起
こしています。
「燻し銀」といえば、このほど栄えある公式イメージとなった室伏さんとの共作『鉱物誌』シリーズは、水銀をテーマにし
ました。古く中国の煉丹術では、水銀 「丹」を服用すると、不老不死の仙人になれたり、西洋の錬金術では、水銀は卑金
属から金をつくる媒体ですが、広い意味では「変容」を象徴する鉱物、といえるでしょう。
「人間も死すれば鉱物になる」のならば、『鉱物誌』では生と死の間にあるものをテーマにしていきたい、と思っていま
す。鉱物に戻る人間の、いのちの結晶というか、素材の力だったり、波動だったり、その音 (... があるとするならば ...) を
聞きたいと思います。
ヴェネチア・ビエンナーレへの参加&公式イメージ選出によって、室伏鴻さんが、これから世界の巨匠としてますますご活
躍されることをお祈りしています。
私も、室伏さんとの作品シリーズ ( 『鉱物誌』)を来年には個展として発表できるよう、新たな気持ちでまたいつものよう
に「道なき道」を踏みしめるチャレンジを続けていきます。
室伏さんとの写真は、ポスター、パンフレット、リーフレット、プレスリリースに登場し、この6月にはヴェネチアの街を飾っ
ていることでしょうか ... 一足先に、公式イメージとなった作品をここで紹介させてください。
2006 年 4 月吉日
伊藤 美露
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<ヴェネチア・ビエンナーレ ダンスフェスティバル>の案内は以下のサイトまでジャンプしてください。
公式イメージとして室伏さんと私の作品が登場するのは、 5 月以降になると思います。
http://www.labiennale.org/en/dance/
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Ko Murobushi - Biennale official image
名前:Rino De Pace /La Biennale di Venezia 日付:4月14日(金) 13時56分
Dear Ko Murobushi, and Dear Miro Ito,
Thank you very much for the photos you sent. They are really amazing and particularly meaningful concerning the themes of our UnderSkin Festival. Especially our artistic director Ismael Ivo really loved that picture an suggested to use it as the principal image of the festival. Which could be at same time an interesting opportunity for Ko Murobushi and Miro Ito to be presented in the Venice Biennale Dance Festival.
We hope that this news will sound as compliments for you.
Our intention is to use the photo >>Mineral Chronicle I.(Quick Silver) for: - Brochures - Posters - Catalogue's cover - Eventual press advertisements
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With Best Regards
Rino De Pace and Andrea Bonadio